添削 ―― 某通信添削・元小論文添削者がお届け。
「米国を襲った史上空前のテロ事件に、言葉をなくしている。米国人ではないから直接怒りの感情はわいてこないが、イエスではないが「神よこの十字架(空前の惨劇)の意味はなんですか」と問いたい気持ちだ。」
(−10点)
「米国のメディアは「パール・ハーバー」に例えて報道する機関もあるようだが、それは真相を突いているとも思えない。この事件の異常性は、表面的に見れば、日本の「神風特攻隊」を連想させるだろう。」
(−10点)
「この事件の異常性は、表面的に見れば、日本の「神風特攻隊」を連想させるだろう。自己の命を「大儀の前に殉ずる」という点で似ているからだ。ただ、なにが大儀か(正義か)で、人類はいつも「戦争をしてきた」。」
「ブッシュ大統領は「声明」の最後で、これは「善と悪の戦争だ」と断言している。この発想は、事件が提起したものを解決するどころか、アメリカを「ベトナム戦争以上の惨禍」に導く可能性もあるのではと予感する。」
(−10点)
「イスラエルとアラブの戦争が、「アメリカとアラブ」という構図に変化する可能性はないとはいえないからだ。」
(−15点)
「願わくば、アメリカが怒りをできうる限り短い期間に昇華してくれることを祈ろう。」
(−15点)
「このテーマは、本当に日記で書くには重すぎる。」
(−5点)
「アメリカと富める国々の、真実の意味で「愛と正義が試されている」と思う。 怒りは最後には自分自身を滅ぼす。」
(−20点)
「神よ、アメリカの怒りを鎮めたまえ! アーメン 合唱」
(−10点)
というわけで、−23点。なんと、零点を割り込んでしまいました。合掌。